アゴの神経解剖学入門:片頭痛があるなら上部頸椎をチェック!
解剖学入門:顎関節と片頭痛の関係
顎関節と三叉神経(V3:下顎神経)
- 下顎神経(V3):三叉神経の一部(橋から出る)、頬骨・下顎の内側を通る
三叉神経の各枝と関連部位
- V1(眼神経):側頭部(こめかみ)、眼球(眼の奥の痛み・圧迫感=後眼窩圧)
- V2(上顎神経):上の歯・歯茎、副鼻腔
- V3(下顎神経):顎関節(下顎神経)、外耳(耳介側頭神経分枝)
脊髄神経と関連部位
- 大耳介神経(C2):頬の感覚・痛み
- 大後頭神経(C2):後頭部の頭痛・片頭痛
首が痛くなくても、顎や頬の痛みの原因になる?
上部頸椎(C0〜C3)は、顎・頬・耳・目・後頭部・側頭部の感覚(痛み・こわばり)を、脳幹の「三叉頸髄系(TCS)」で統合・処理します。
✅ 首に負担がかかると、TCSが過敏になり(脳幹感作)、広範囲に影響を与えます。
✅ 痛みの信号は「タグなし」で処理されるため、顎・頬・耳・後頭部などに関連痛が生じることがあります。
だからこそ、理学療法では上部頸椎を治療!
首の負担を減らし、脳幹の過敏状態を落ち着かせることで、顎・頬・耳・頭・首の痛みを改善できる可能性があります。
結果として、薬を減らせるケースも。
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