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めまいのリハビリテーション

「朝、目を覚ますとめまいがしました。起き上がると足元が不安定で、吐き気もありました。」
「寝返りをうつたびにめまいがします。寝ているので安全なことはわかっているのですが、寝返りをうつのが嫌になります。」
「部屋が回転しているように感じました。バランスを崩して転倒し、立ったり歩いたりするだけで怪我をするのではないかと心配です。」

これは、めまいに苦しむ患者さまが私によく訴えられる症状です。

めまいとは、ふらつき、失神、うずき、または平衡感覚の喪失など、さまざまな不快感をともない、からだのバランスを保つ機能に障害が起こると発生します。
回転性のめまいは、めまいだけを引き起こすこともありますが、特徴的な感覚のためにはっきりと他のめまいと区別することができます。乗り物酔いのように感じたり、いつも片側に寄りかかっているように感じるかもしれません。

そのような不快感をすぐに取り除き、快適な日常を取り戻しましょう!

良性発作性頭位めまい症 (BPPV)とは?

良性発作性頭位めまい症(BPPV)は、めまいの中でも当クリニックで診られる最も一般的な前庭症状の1つです。

前庭器官は内耳の一部にあたり、バランス感覚と空間認識をつかさどる器官です。

頭の位置は、前庭器官内の内耳管によって常に監視されています。内耳には3つの半規管があり、それらはそれぞれ、水平、前後および上下の3次元の動きが感知できるようになっています。各三半規管には液体が含まれており、頭の位置に応じて流れるため、その液体のうごきによってそれぞれの半規管で独自に頭の位置を感知します。

しかし、内耳にある小さな丸い結晶の堆積物(耳石:カルシウムの堆積物でできている)が外れ、誤って三半規管の1つに入ると、耳石が頭の位置の正確な検出を妨げることがあります。

これにより、脳が混乱します。

脳は、視覚神経からの情報と筋肉や関節から他の感覚情報を受け取り頭の位置を把握します。しかし、前庭器官が耳石のため間違った情報を送ると、他の感覚器官からの情報と合致しないため、脳が混乱してしまいます。結果として平衡感覚の喪失、眼振(急速な眼球運動)によるめまいまたは吐き気、時には嘔吐を引き起こします。

近年の研究では、BPPVの90%が後部半規管で発生することが分かってきており、その効果的な治療法に多くの焦点が当てられています。そして 90%の成功率で治療するテクニックが確立されており、その後、自宅での自主運動プログラムを行うことで改善をより確かにする事が可能です。

しかし首や肩こりが原因となるめまい(頸性めまい)も存在します。 めまいの治療で大切なのはBPPVと首からくるめまい(頸性めまい)の両方を扱う経験豊富な専門家の診察を受けることです。 あなたの目まいが実際にはBPPVなのか、それとも首からくるめまいなのか、あるいはこれらの混合型であるか、もしくはいずれでもない可能性があります。これはスキャンや血液検査などで明確に診断する事ができないことも多いため、経験豊富な専門家が総合的に判断する事で効果的な治療を行い改善に導くことができます。

正しい診断が下されないと慢性化する事があり、PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)になってしまう事があります。このPPPDは2018年改訂のWHO 国際疾病分類 ICD―11 に新規収載された、まだ認知度が低く、治療法が確立されていない疾病です。
PPPDに進行させないためにも、症状が出たら早い段階で正しい診断を受け、それに対して効果的な治療とリハビリを行うことが大切です。

当クリニックは、BPPV、頸性めまい、頭痛や片頭痛、そのほかさまざまな首・肩のこりや痛みを効果的に治療するための専門知識と経験と実績があります。

めまいは我慢するものではありません。メトロフィジオセラピーでは、あなたにめまいのない日々を取り戻します!

どんな人がBPPVになりやすいの?

元気で健康な状態の誰もが、ある日突然BPPVを発症する可能性があります。 ほとんどの場合、それは頭の動きによって引き起こされます。 特に、横になっているとき、見下ろしているとき、ベッドで向きを変えるとき、またはサッカーでヘディングや頭部外傷を負ったことなどにより発症します。また水泳を日課にしている方や、髪をシャンプーする時に前かがみになったり美容室で仰向けになってシャンプーすることで発症することもあります。

ただし、以下のような特徴を持つ人は、BPPVを発症する可能性が高く、繰り返し発生する可能性があります。

  • 50歳以上である
  • 頭や首に過去にケガをしたことがある
  • 頻繁に泳ぐ、もしくは泳いでいた
  • 過去に中耳炎などの耳の感染症を患ったことがある

その他の前庭症・障害

BPPV

BPPVは、めまいで当クリニックを受診される患者さまのなかで、最も多くみられる一般的な疾患です。 当クリニックにてリハビリテーションを提供する他のめまいに関する前庭障害は次のとおりです。

  • 前庭片頭痛:頸性めまい(姿勢&首の関節に由来する)
  • 内耳炎/前庭神経炎:内耳の炎症
  • 聴神経腫/前庭神経鞘腫
  • 下船病:重度の乗り物酔い、車、電車、飛行機、ボートでの移動後の見当識障害
  • 末梢機能低下/中枢前庭障害
  • メニエール病