アゴの痛みや不具合は、日常生活に想像以上に大きな影響を与えます。アゴは脳にとても近く、たくさんの神経が通っています。そのため、アゴは痛みや不具合を強く感じやすい場所です。加えて、アゴは3度の食事のたびに咀嚼するために動き、話をする間も常に動いています。人によっては毎日合計10時間以上話している=アゴを酷使している、ことも稀ではないでしょう。アゴは身体の中でもっとも動いている関節の一つと言えます。アゴの痛みや不具合(顎関節症)は、アゴの関節やその周辺を支えている靭帯や筋肉に不具合が起こり発症します。フィジオセラピーではその原因を見つけ、治療を行い、根治をめざします。
メトロフィジオセラピーは顎関節症を専門的に学んだ理学療法士が診察から治療まで行います。専門のフィジオセラピストとして、歯科医や口腔外科医からの信頼も厚く、たくさんの顎関節に関する症例を経験をし、長年にわたり患者さまが根治されるために従事してきました。もしあなたが顎関節症でお困りなら、その不快な痛みや不具合から開放するお手伝いができると自負しております。ぜひご連絡ください。
あなたのアゴは大丈夫?
以下は当院にいらっしゃる患者さまの多くが訴えられる症状です。
これらの症状や病歴がある場合、アゴの機能に問題があり、顎関節症の兆候と考えられます。
- 『カクッ』『ポンッ』などの関節音がする
- アゴに痛みや倦怠感がある
- 口が開かない、または、口を閉じれない(下顎が動かない)
- 口を開けるのが重い
- 口がまっすぐに開かない
- 歯ぎしり/食いしばりをするクセがある。奥歯が摩耗している
- 頬の筋肉がつっぱる
- 噛んだり、食べたりする時に痛みや不快感がある
- 顔やアゴに怪我をしたことがある
いくつかの研究はによると、 人口の5%から12% が顎関節および筋肉障害(TMD)に苦しんでいることを示唆しています。 私たちの経験から、それは驚くべき数字ではありません。
今すぐやってみよう!
3本の指を垂直に口に入れることができますか?
これは簡単なセルフチェックですが、顎関節の機能を簡単に自分で確認できるよい方法です
入りましたか?おめでとうございます!あなたのアゴは健康です!
指が入った場合でも、顎に『カクッ』や『ポンッ』という関節音がした場合、
こちらのセルフエクササイズ
入りませんでしたか?または口を開くことで痛みがありましたか?
その場合は、今すぐご連絡をいただき治療を開始しましょう。健康なアゴと大きな笑顔を取り戻してください!
アゴはとても複雑な関節です
アゴは、顎関節と呼ばれ、人体で最も複雑で独特な動きをする関節です。 顎関節は両側に1つずつある一対の関節で構成されており、上下、左右、前後の3次元に動く関節です。人差し指を外耳道に入れて口を開閉すると、簡単に顎関節の動きを感じることができます。
顎関節の構成はとても独特です。下顎の骨は、靭帯、関節胞、腱、筋肉などの軟組織によってのみ、顆と呼ばれる下顎骨の丸い端のペアによって頭蓋骨(側頭骨)の一部に接合されています。 これにより、顎関節は柔軟に動けます。 柔軟性が高いため、顎関節は前後左右にスムーズに動きつつ開閉もできるのです。顎関節は、膝や腰など他の耐荷重関節の構造とは大きく異なりとても繊細です。
左右一対の顎関節では、動きのバランスとの同期性が健全な機能のために非常に重要です。そのため、アゴの治療もこの左右のバランスと同期性を重視しながら進めていきます。
アゴは非常に複雑な動きをし、関節の構成も独特です。アゴを治療するにあたり、顎の解剖学的構造を深く理解した上でアゴのために開発された治療技術を駆使する必要があります。 当院では、詳細な評価、正確な診断、初期症状から外科的手術を行う直前の重度の症状までを網羅する治療プログラムを提供しており、顎の問題を抱える何千人ものクライアントの治療に成功しています。
当院の顎関節専門理学療法士である奥谷匡弘との診察をいますぐ予約する。
アゴの治療にフィジオセラピーが有効なわけ
長い治療の旅の末、やっと当院にたどり着く患者さまがいます。 彼らは多くの異なる専門家を訪れ、長い時間と多額のお金をマウスガードや歯を削るような歯科治療に費やし、なかには顎矯正手術を受けるよう勧められた方もいます。
アゴは、軟部組織によってのみ頭蓋骨に接合されている一対の関節であり、多くの場合、筋肉、靭帯、および関節胞である周囲の軟部組織に顎関節症の問題があります。 筋肉や関節の機能障害である以上、首の痛みや腰痛、スポーツのケガの際に理学療法士に受診しリハビリを受けるのと同様に、顎関節にも理学療法が有効です。
マウスガードはアゴの痛みを一時的に和らげるかもしれませんが、根本的な解決にはなりません。 理学療法によって顎関節症を治療し、顎関節機能を回復させると、歯並びも変化する可能性があります。 したがって、歯列矯正(ブレースとインビザライン)、歯の充填および/またはファイリング、口腔外科など、歯への恒久的な処置を検討する前に、是非ご相談にいらしてください。 、当院では患者様の多くが、GP、補綴医、歯科医、口腔外科医および顎顔面外科医からアゴの問題のために紹介されてきます。そこで高い治療効果をあげているため、医師たちからの信頼も勝ち得ていると自負しています。マウスガードが必要な場合は、補綴歯科医(通常はカスタムメイドのマウスガードを処方します)などと協力して、チーム全体であなたの治療に従事します。
当院の顎関節に特化した理学療法は、他にはない、あなたに効果的な機能改善と症状の緩和をもたらします!
顎関節症の原因
顎関節症を引き起こす原因は、いくつもあります。 場合によっては、いくつかの要因が複雑に絡みあい、症状を引き起こします。 顎関節への外傷は、深刻な顎関節障害を引き起こす可能性があります。 しかし、ほとんどの場合、顎の動きを制御する周辺の筋肉、関節胞、靭帯の損傷など、目立たない機能障害が原因となります。顎関節の治療に特化した知識と経験をもつ理学療法士との問診は、あなたの症状の原因をさぐる重要な役割を果たします。
アゴの痛みや不具合などの主な原因は次のとおりです。
- 歯ぎしり
- ストレスや不安のため、思わず食いしばる
- あくびや歯科・矯正治療を受けたなど、過度に口を開けた
- 教師や歌手のように、一日中話す必要がある職業だ
- あごを突き出すような姿勢で長時間過ごす
- 舌の位置が悪い
- 顔やあごにケガをしたことがある
- うつ伏せになって寝る
- 口呼吸している
- 副鼻腔や鼻腔に問題がある
- 逆流症(胃食道逆流症= GORD)である
これらのケガ、または習慣的な要因により、顎関節胞、靭帯、または筋肉が過度に伸びたり、過労したり、怪我をした可能性があります。 結果としてアゴの左右の関節機能に不均衡が生じることがあります。口を開閉する時に『カクッ』『ポンッ』と音がするのは、その際にディスクが引っ張られ位置がズレる結果です。
顎の痛み、または顔の痛みは、関節リウマチや乾癬/乾癬性関節炎などの自己免疫疾患、甲状腺の問題(特に橋本甲状腺炎などの甲状腺機能低下症)や閉経時のエストロゲン低下などのホルモン変動、変形性関節症、骨粗鬆症、副鼻腔炎/鼻腔の閉塞などにも起因します。また、歯の痛みにより発症したり悪化したりする可能性があります 。 当院の顎関節専門理学療法は、可能な限り詳しく正確に診断し、治療にあたります。また、必要に応じて最も信頼できる他の専門家と連携をとりながらあなたの顎関節症の完治を目指します。
顎の治療を開始しよう!
当院での頭痛診察は、以下の流れになります。
自分でできる!アゴ治療のエクササイズ
こちらの動画は全て英語になります。
これらの動画の中で私たちは、顎関節症を患っており、顎機能を回復する意欲のある人をジョーカーと呼んでいます(R)。
このYoutubeチャンネルでは、最新の科学的証拠と臨床結果に基づいたアゴの健康に関する情報とセルフエクササイズに関する情報を提供しています。いいねボタンをクリックしてチャンネルに登録していただければとても励みになります!
次の3本の動画は顎のセルフケアとして特に人気のある動画です。
Rocabado's 6x6 Jaw Exercises - Practical Version
7 Exercises to Make Perfect Recovery from Jaw Disorder
Oxford stretch exercise for your Jaw
Happy Rehab 🙂